婚活は真剣に将来を考える場ですが、残念ながら中には誠実でない人や、金銭・感情を利用しようとする人も存在します。相手の言葉を信じすぎて傷ついたり、トラブルに巻き込まれるケースは珍しくありません。大切なのは「疑うこと」ではなく「冷静に見抜く力」を持つことです。ここでは、婚活で騙されないために意識しておきたい代表的なサインと対処法をご紹介します。
1. プロフィールに矛盾が多い
自己紹介や話の中で、仕事や年齢、家族構成などの説明に矛盾がある場合は注意が必要です。小さな違和感が積み重なるときは、そのまま流さず冷静に確認しましょう。誠実な人であれば、質問に対して真摯に答えてくれるはずです。
2. 金銭の話を早い段階で持ち出す
出会って間もないのに「投資の話」「お金を貸してほしい」といった金銭に関する話を持ち出す人は要注意です。真剣に結婚を考えている人は、初期の段階でお金の要求をすることはありません。金銭トラブルに発展する前に距離を置きましょう。
3. 会うのを極端に避ける・急がせる
「なかなか会えない理由」を繰り返したり、逆に「すぐに結婚したい」と急かす場合も要注意です。前者は身元を隠している可能性があり、後者は冷静な判断をさせないための典型的な手口です。信頼関係は時間をかけて築くものです。
4. 話題が浅く、具体性がない
「そのうち」「いつか」という曖昧な表現ばかりで、具体的な将来像や計画を語らない人は、誠実な結婚意識がない可能性があります。将来に関する質問をしたときに具体的に応えられるかどうかは、信頼度を測る一つの目安です。
5. 周囲に紹介しようとしない
真剣な相手であれば、家族や友人など大切な人に紹介する準備を進めるのが自然な流れです。いつまでも紹介を避ける場合、身元に問題がある、もしくは遊びの関係で終わらせるつもりである可能性もあります。
6. 相手の感情を操作する発言が多い
「君しかいない」「他の人とは違う」という過剰な褒め言葉や、「もし断ったら不幸になる」といった脅しめいた発言は、感情を揺さぶって冷静な判断を奪うためのサインです。相手の言葉に心が振り回されすぎていないか、冷静に見直すことが大切です。
まとめ
婚活で騙されないためには、「小さな違和感を見逃さない」ことが一番の防御策です。プロフィールの矛盾、金銭の話、極端な行動、将来像の曖昧さ、周囲への紹介拒否、感情操作――これらのサインを早めに見抜くことで、不要なトラブルを回避できます。誠実な相手との縁を大切に育てるために、冷静な目を持ちながら婚活に臨みましょう。